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ワインを評価 

ポポくんのワインカフェ【HOME】>ワインを楽しむ基礎知識
おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは こころなりけり 名言ですね。大事なのはなにをするべきかではなく、なにがしたいかです。心の持ちようで世界はかわる?魅力的で感動のあるワインがそばにあると、豊かな人生のたしになると信じています。恋人をさがすがごとくワインを探す…ロマンですね。
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【 ワインの採点と基準 】      - 4/12/2008 - 更新 

ワインレビューに採点を取り入れた理由

最初に・・・『 ワインは個性をもった飲み物であり、個性こそ尊重され評価されるべき。
それぞれの個性を、客観的な数値で評価すること自体、馬鹿げている。』という考え方があります。

たしかに正論です。ワインは、好きなものを、好きなように楽しめばいいと思います。
付け加えるなら、評価者の嗜好に左右されがちな採点法は、あまり客観的とは言いがたいです。
(最も、ワインを絵画や交響曲などに例えられるより、よほど客観的ですが・・・)

では、なぜ採点法を感想に取り入れたのか?

それはこのブログの目的のため。ワインの感想の合理的整理のため採用しました。
つまり、最初はたんなる記憶の補完用の、あくまで個人的なワインの試飲メモだったんです。

正直、楽しんだワインを記憶だけで再現し、紹介などするのは大変です。
少なくともPopoは無理(笑)。実際、分類分けして点数をつける方法をとってみると、
以前より、だいぶ記憶の曖昧さが減り、かなりワインを思い出すことが可能になりました。
再度購入したいときなど、かなり便利で参考になるようになりました。

それと、分類して点数づけするようになってから、いくつか気づいたことがあります。
一つは、以前より、ワインがさらに好きになったことです。
ワインを細かく点数で評価するとき、よりワインを理解しなければ・・・と意識が働くせいでしょうか?いくつかのパーツに分解して評価、再度総合的に評価、この繰り返しは思った以上に楽しいです。

それと、巷にあふれるパーカーポイントの見方が変わったことが大きいです。
評価して、最大のジレンマは心象と点数の不一致です。やはり、個性のある力強いワインが高得点になってしまう。美味しいと思ったワインとこれはちょっと・・・のワインが同点だったり、点数評価の細分化は弊害も大きいです。パーカーさんはどうなんでしょうね?

前置きが長くなりましたが、以下がワインの採点基準の内訳です。

1)ワインの基準点 (40点)

すべてのワインに,40点を基礎点とし付与します。後、五つの要素で加点(加点方式)し、満点は100点とします。(実際は60点満点ですね。)

2)加点要素と配分 (60点)

加点要素の内容と配分が、有名なロバート・パーカーやワイン・スペクテイター誌と
Popo's Wine Cafe版ではかなり異なります。ワインを飲んだとき現在の感想を強く意識しました。

当然ながら、評価は個人的な感想の領域で、個人の好みです。
点数にしても個々のワインの「品質」を表しているわけではありません。

細分化して表現していますので、ワイン選びの参考には各項目をみてもらえるといいと思います。

外観 ( 5/5 点)

エチケットや全体のデザイン、ワインの色合いなどの評価。

香り  ( 20/20 点)

ワインの重要な要素、アロマ(葡萄由来の香)とブーケ(熟成香)などを表します。果実味が強いか弱いか、単調か複雑かなどを評価。

味わい (風味) ( 20/20 点)

ワインの骨格(ボディ)となる、甘み・果実味・ヴォリューム・ミネラル感の特徴や、酸味、タンニン、アルコールの強さ、調和などを評価しています。口中香もここで評価。 

余韻 (後味) ( 5/5 点)

ワインの後味の内容や、余韻の長さなどを評価しています。余韻の内容はそのワインのボディの尺度になりますね。

フィネス ( 10/10 点)

そのワインの全体的な、総合的な品質のレベルを評価しています。個性的、魅力的も評価。当然ながら尺度となるワインが存在しますが、ここでは割愛します。素晴しいワインがどうしても基準となるため、デイリークラスでは不利ではあります。 

3)評価点の目安 

別 格 (96~100)Extraordinary

文字通り、別格。特別な、偉大なワインにたいする評価です。最高級の賛辞であり、ほとんどでることはありません。蛇足ですが、個人的にいままでその評価は、わずか5本のみ。その5本いずれもですが、悲しいことに、現在手を出せる価格ではありません・・・。

傑 出 (90~95) Outstanding

現実的に、最大限の評価と思っていただいて結構です。これもほとんど出ません。魅力的なワインで、絶対のお勧めです。

極 良 (87~89) Extremely good

優秀な、きわめて良いワイン。自信を持ってお勧めです。very.松。

優 良 (84~86) Quite good

優れた、とても良いワイン。お勧めです。better.竹。

良   (80~83) Above average

良いワインです。買って損はありません。good.梅。

中 級 (70~79) Average

それなりに楽しめるワイン。言葉は悪いですが並。

下 級 (50~69) Below average to poor)

はっきりいうとお勧めしません。魅力より欠点が多い感じのワイン。

4)CP【コストパフォーマンス】新設

対価格相対比。簡単に述べると、お値打ち感です。デイリークラスはここでの評価が重要です。これだけ特殊指標にしています。
★★★★★ 絶対お勧めです!!!・・・価格の3倍以上の価値。
★★★★ 自信を持ってお勧めです!!・・・価格の2・5倍以上の価値。
★★★ お勧めです!・・・価格の2倍以上の価値。
★★ 買って損はありません・・・価格の1・5倍以上の価値。
★ 価格なり。可もなく不可もなく。・・・価格相当。
☆ 残念ながら、私はお勧めしません・・・
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